ヴォーカリスト、 Steven Tylerの脱退劇でここ数日大騒ぎになっていたAEROSMITH だが、やっとSteven本人からの発言で、“脱退はしない”と表明された。

OK! Magazineの報道によると、11月9日にニューヨークのカーネギーホールで開催された“2009年度Glamour Women of the Year Awards”の授賞式に参加し、レッド・カーペットを歩くStevenがレポーターからAEROSMITHからの脱退について聞かれると「俺がAEROSMITHを辞めるように見えるかい?どういうことかと言うと、Joeのアルバムを出している連中の仕業だよ。Joeはソロ・アルバムを出しているんで、人々はそれに注目しているんだ」と脱退を否定した。

さらに昨日、11月10日にニューヨーク・シティーのIrving Plazaで行われたJOE PERRY PROJECT のステージに、Stevenが飛び入りし、AEROSMITHのクラシック・ナンバー「Walk This Way」を歌う直前に観客に向かって「俺は辞めないぜ!」と自aero_anim信たっぷりに発言したことを客席にいたファンが確認している。
現地時間11月9日の午後3時46分のTwitterでJoeは新しいシンガーを探す意向をコメントしていたが、その翌日の晩、Joeのステージに立ったStevenだけあって、この2人はその件で和解したものと受け取れる。これに対するJoeのTwitterコメントはまだ出ていない。
                                                                           Illustrated by Atsuko Shima©

音声の質は粗悪であるが、以下のYouTubeでも既に昨日のライヴの映像が確認された。Stevenは「Joe Perry、お前は確かに色々なカラーを持つ男だ。だが、俺様はマザー**ッカー、レインボウだぜ!」と元気よくジョークも飛ばしていた。また、何かについてJoeが「それは真実ではない」と言っているが、バックの演奏によってはっきり確認することが出来ないが、脱退説を掻き消そうとしているのか?

そもそもこの夏にStevenがサウス・ダコタ州の公演でステージから転落して、ツアーがキャンセルされたところからAEROSMITHの周辺がゴタゴタし始めた。ここでやっとStevenが脱退する意思がないということがわかり、今まではJoeStevenのコミュニケーションの行き違いだった様子が伺える。JoeはあくまでもStevenの発言を一方的にネットで知り、脱退する意思があるように解釈したように思える。また、それも強硬手段ではあるが、メンバー達がそういうようにStevenを追い込んだようにも思える。ここまで攻撃(?)されると、Stevenもこれはたまらなくなり、公の場に出てJoeと仲良くプレイしたのではないだろうか。

何故かと言うと、過去にも気になるSteven脱退劇があったからだ。’07年5月に、Stevenの娘のLiv Tylerが「お父さんがもうすぐAEROSMITHを辞めるといってるの。だってバンドのメンバーは彼に対する扱いが酷いのよ。彼に感謝していないの!」とNew York Postに語ったことが報道されていた。
従って、もしかするとStevenは今回ちょっとした休息が必要だったのに、ツアーがしたいメンバー達に追い込まれただけなのかもしれない。それで、Stevenが電話に出ないとか、ステージの上だけしかメンバーと顔を合わせないとか、Joeもメンバーも少し寂しい思いをしたはずなので、Stevenも少し反省した(?)のかもしれない。まずは脱退の意思がないとわかっただけでもグッド・ニュースとしたい。