イギリスのClassic Rock magazineの報道によると、AEROSMITH(エアロスミス)のJoe Perry(ジョー・ペリー)は、バンドが新しいシンガーを探そうと、 Steven Tyler(スティーヴン・テイラー)はAEROSMITHのメンバーとして残留する、ということだ。

ややこしいが、事情はこういう事のようだ。
「Stevenはバンドを脱退しておらず、バンドもStevenをクビにしていない。ただ、StevenがAEROSMITHの活動からヴァケーションを取っている、という態度を受け取っているだけだ。Stevenが他のプロジェクトをやっている間、残りの俺達はライヴを続ける。その為に、他のシンガーを探すということさ。
俺達4人はいつも電話で話している。それでJOE PERRY PROJECTのツアーが終わったら、シンガー選びに取り掛かる。色んな可能性に対してオープンでいるよ。女性シンガー?それもいいだろう!素晴らしい声の持ち主もいるしね」とJoeは答えている。

さらに「俺達はStevenの代理がいると思うほど愚かではないよ。それは俺達の計画にはない。でも40年も一緒にやっていて、辞めたくはないんだ。Stevenはどのくらい離れていくのだろうか?彼は2年くらいだと言う。でも絶対彼はそれより早く戻ってくるだろうね。だから新しいシンガーとは10回のショーで終わるかもしれないし・・・」と付け加えた。

この春には問題を解決して、夏にはツアーに出たいと希望している。そして、この「仮AEROSMITH」では今までやった事がない曲までプレイするのを楽しみにしているという。最後にJoeは「今、言える事は、バンドにとってエキサイティングな時だという事さ。今までと違った事が出来るのだから。Stevenが戻ってくるまでね」

これでやっとAEROSMITHのSteven脱退説やJoe&Steven不仲説の真相が浮き彫りになってきた。まず、Stevenが追い出されるような印象があったが、それは先日のAEROSMITH株主総会で一旦収まったのか?しかし、まさか、と思ったが、本当に他のシンガーを迎えてツアーを行うつもりのようだ。

Stevenは確かにソロ・プロジェクトを予定していたが、それはJoeもやっている事であり、実際、1月はMOTLEY CRUEのスペシャル。・ゲストとしてカナダ・ツアーを行い、4月も2週間BAD COMPANYからイギリス・ツアーのスペシャル・ゲストをオファーされている。一方、Stevenはまず鎮静剤中毒のリハビリという大きなハンディを乗り越えようとしている最中なのだ。
それすら待たずに、何故そんなにAEROSMITHとしてのツアー再開を急ぐのか(きっとそれぞれ支払い関係もあるので稼がなくてはならない理由があったとしても)、果たしてそれがAEROSMITHのキャリアにとってプラスなのかマイナスなのか、真相の根底にあるものは一体なんであろうか。そこを今後も追及してみたいと思う。