日本人超絶ギタリストTaka Minaminoに直撃インタビュー!
昨年、Jeff Scott Soto(ジェフ・スコット・ソート)のオフィシャル・サイトに、MI Hollywood卒業生の日本人ギタリスト、Taka Minaminoのファースト・アルバム『Angel Wing』に参加し、「Foever Love」を歌ったというインフォメーションがあった。
神の国、日本からアメリカに渡り、自分の実力を海外アーティストに認めさせた日本人超絶ギタリスト、Taka Minamino自身が完全プロデュースしたアルバム『Angel Wing』には、豪華ゲストとして他にDerek Sherinian(デレク・シェリニアン)、Tony Franklin(トニー・フランクリン)、Jeff Bowders(ジェフ ボウダース)らが参加。 今後、注目のギタリストとして期待されている。
また、今年2月にマーキー・インコーポレイティドよりリリースされた、メタル、プログレ、クラシック、フュージョンのPLANET X(プラネット X)の鍵盤手腕家Derek Sherinianのソロ・アルバム『Molecular Heinosity(メレキュラー・ヘイノシティ)』にもゲスト参加している。
そんなTakaが一時帰国中に、WeROCK Cityは直撃インタビューを行い、ベールに包まれたこのギタリストの実像を明らかにした。
その前に簡単なプロフィールを紹介しよう。
◆Taka Minamino プロフィール
1984年、大阪生まれ。4歳から14歳までバイオリンを習い、高校でギターに転向。Kelly Simonz(ケリー・サイモン)のレッスンの下、ロサンゼルスに移住。ShrapnelのMike Varneyの目に留まり、アメリカのGuitar Player MagazineのSpotlightで紹介される。サンフランシスコで行われた2007年のGuitar Player Magaineヒーローコンテストで最終10人の候補者に選ばれる。審査員はMike Varney、Steve Lukather、Joe Satriani、Nuno Bettencourt、Greg Howeが務め、彼らの前で演奏した。
—最初に4歳から10年間バイオリンを習っていたそうですが、最初はやはりご両親の勧めでしたか?
TAKA:多分そうじゃないかな。レッスンが嫌でバイオリンの弓を折っちゃった事もあったな(笑)。よく続いたよ!
—バイオリンを習ったことで、今、役立ったとか、得したと思う部分はありますか?
TAKA:感性や耳は養えたんじゃないかな・・・そう祈るよ(笑)。特に俺はチューニングの時、少し1弦と2弦は微妙に高めにしているんだよ。それにしないと何か気持ち悪いのもその影響じゃないかな。
—自分でロックに目覚めた瞬間とは?
TAKA:高校でのクラシックギターの部室で先輩からYngwieの「Far Beyond The Sun」やRACER Xのアルバムを聴かされた時だね!それからJPOPしか知らなかった俺は毎日のように弾いていたよ。高校は大阪で上位の私学進学校だったんだけど、エレキギターを手にしてからと同時にクラスで常に3位以内にいてたのが、段々ギターがうまくなるにつれ成績が下がってきた(笑)。
—高校生でギターに転向した頃は、たった10年くらい前ですが、どんな音楽(アーティスト)を聴いていましたか?
TAKA:実際にエレキを始めたのは高2で特に好きで聞いていたのは今では聞かない北欧メタル系、例えばHAMMERFALL(八ンマーフォール)とかHELLOWEEN(ハロウィン)やその他色々・・・。でもその中でもEDGUY(エドガイ)だけは今でも聞くよ。
あと聞いていたのはデスメタやブラックデス系とかかな。とにかく高校では洋楽ファンが多かった。ギターもYngwieやPaulファンが多くてうまい人はいっぱいいたしな~。あと、制服がなく私服だったのでファッションも勉強になったね、ハハ。
—最初はギターのどんなところに魅了されたのですか?
TAKA:う~ん、弾く姿がカッコ良かったってのが最大の理由だね(笑)。
—Kelly Simonz氏のレッスンを受けることになったいきさつとは?
TAKA:セミナーでKellyさんのプレイを初めて聴いた時は凄い衝撃だったのは今でもはっきり覚えてるよ!それからメタルの魂を学んだよ。
—その後、ロサンゼルスに移住した理由とは?
TAKA:やっぱり世界を見たかったからね!そしてMusicians Institute HollywoodのGITに入学したんだよ。それとアメリカの土地に行ったものにしか手に入れられない、目に見えないものを手に入れたかったから。それはタイム感であったり、独特のリズムだよね!あとはアグレッシブさとか。
—現地に着いて感じたこと、困ったこと、感動したことなど、エピソードを教えてください。
TAKA:そうだね~、やっぱし英語かな。でも英語出来なくても渡米後すぐに白人のガールフレンドをゲットできたしね、ハハハ。英語も必要だけどそれより大事なのは勢いや根性!だとわかったよ (笑)。
—ロサンゼルスでの生活を通して、自分のギターサウンドにどういう影響があったと思いますか?
TAKA:特にタイム感!あとガッツとかフィールというか感情表現に凄い影響があった。そういった日本にいてるだけじゃ手に入れられないものを体で覚えたよ。
—ShrapnelのMike Varneyにデモ・テープを送って、Guitar Playerに紹介されたそうですが、Mikeからはどんな評価を頂きましたか?
TAKA:Mike Varney Spotlight Columnだね!記事を読んでくれてもわかるけど、全体的に良かったよ。ちなみにデモテープは「Afterlife In The Hell」と「Angel Wing」を送ったんだ。Joy BasuからMikeは最初の数十秒聴いて判断する人って聞いていたから「Angel Wing」のイントロでCD止められたらどうしよって心配したよ(笑)。デモを送った一週間後電話がかかってきたのは感動したよね!
—サンフランシスコで行われた2007年のGuitar Player Magaineヒーローコンテストの話を教えてください。また、ベテラン・ギタリスト審査員勢の前で演奏して、緊張しませんでしたか?
TAKA:ハリウッドのVirgin Recordで立ち読みしてたらこのイベントを発見して、エントリーしたんだよね。数日後Guitar Playerのディレクターから電話きて、おめでとう!でも俺は全然驚かなかったけどね(笑)。あ~やっぱりって感じだったから。
審査員の前では緊張は全然しなかったね、それよりバックのメンバーが心配だったよ。ドラムはきっちりJeff Bowdersのドラミングをコピーしてて最高だったけど、特にキーボードがね(笑)。それとリハーサルと本番でのセッティングが全然違ってて、クランチなサウンドにもいかない少し歪んだクリーンな状態で弾かされたから最初らへんの演奏は緊張したね(笑)。でも以外と弾けるんだっと思ってノリノリで弾けたから凄く楽しめたよ!皆とも喋れたしね。凄くいい経験だったよ。
—Derek Sherinianのアルバムに参加するきっかけと
TAKA:PlanetXのオーディションから始まり、Derekのソロツアーの参加の話が来たりそして2008年に電話がかかってきたんだよね!その前にオーディション的な感じでタイトル曲のMolecularのオケが前日の夜メールで来たんだよね。そしてすぐギターを入れてトラックを送り返したんだよ!
それから次の日の朝、彼のバーバンクにあるスタジオに行ったんだよ!その日はバーバンクまでタクシーで行ったんだけど運転手がなんと英語喋れない人でさ、しかも迷うし…予定より1時間位遅れて辿り着いたよ! でも頑張ってたし、ちゃんとチップは渡したよ(笑)。
Kelly Simonz(左)、Taka Minamino
—Derekのアルバムに参加してみてどうでしたか?
TAKA:彼は素晴らしいキーボーディストでありプロデューサーだったよ!最大限の力が出せるような環境にしてくれた。1日目は「Molecular Heinosity」を録り終えて、よし終わった~と思ったら、来週「The Lone Spaniard」を弾いてくれってスタジオで聞いてみるとバラードだったから更に嬉しかったね!
とにかく俺の一発目の参加アルバムが豪華なメンツをいつも呼んでるDerekのアルバムだからとても満足だよ。それと日本人ギタリストとしても参加できて光栄だったね。俺のファースト・アルバムにでもゲスト参加してくれたし凄くナイスガイだよ!
—今回、ご自身のソロ・アルバムを制作するにあたって、どんなことをイメージしていましたか?また、曲作りはどのようなプロセスで行いましたか?
TAKA:アメリカで経験した人生観なのを音に残すようにしたよ!かなり生活が濃かったからね。あとはコンセプトもしっかりあって情景が見えてくる位にオーケストラアレンジも詰め込んで制作したよ。まずギターでメロディーやフレーズを作って行きながら、キーボードとかのアレンジをして最終的にベースとドラムをレコーディングしてヴォーカルをと録ったね。
—ご自分の音楽を説明するとしたら、アピール・ポイントはどんなところでしょうか。
TAKA:自分から言える事はギタートーンや感情表現が最大のアピール・ポイントだね!あとは聞き手が決める事なので控えるよ (笑)。
—ご自身の機材へのこだわりポイントは「simple is best!」と伺いましたが、他にもプレイヤーとしてこだわりがあることはありますか?
TAKA:常に人よりワンステップ、ツーステップ上も目指すように心がけて行く事だね!前者のしている事をそのままプレイするんはではなくて、それをカッコ良く発展させる事や新しいアイデア、例えば聞いたことのないカッコイイフレーズを構築する事とか。
タイトル曲の「Angel Wing」のAメロのフレーズとか今までにないアイデアだし、「My Requiem」では聞いたこともないような曲。とにかく自分がカッコイイと思った事は試したり、あとは自分の作った曲を客観的にひたすら聞く事だね!
—仲の良いミュージシャンの友人は?彼らに対して一言ずつもお願いします。
TAKA:ハハハ~(笑)。 まず誰からしようかな!
Kevin Jones: Aftelife in the hellでのヴォーカル最高だったよ、2作目も頑張ろうぜ!
Rafael Borks: 1作目の制作お疲れ!2作目ではもっとエピックにしていこうぜ!
Eric Elkins: 2作目でのドラマーとしてがんばってね!
Micael T.Ross: クビにしてごめんね(笑)、また一緒にジャムろうぜ
Jeff Bowders: 派手でカッコイイドラミングありがとう!
Paulのライヴの時はまたゲストパス宜しく(笑)!
Derek Sherinian:キーボードソロ最高だったよ 、また宜しく!
Kelly Simonz: 今年も宜しくお願いします。
Joy Basu: また飲みに行こう!
Jeff Scot Soto: いきなり歌ってくれって言って歌ってくれてありがとう!
Ricardo Bocci: 頑張って良いもの提供できるようにするよ。
他の友人達もこの場をかりて今年も宜しく!
—今年の目標、活動予定などを教えてください。
TAKA:目標は2作目をリリースする事だね。色んなレーベルにも当たっている所だよ!2作目では歌がメインでよりバンドサウンドを目指している。サウンド的にはTim Bogertとネオクラシカルな要素を混ぜてる感じでシンフォニックさやオーケストレーションのアレンジといった俺の得意な所が生かされる感じ。ギターはもちろんファースト以上に弾きまくるよ(笑)。もちろんメロディアスにね!お楽しみに!
あとレーベル関係者様、宜しくです(笑)。ゲスト参加ではブラジル産メタルバンドVIPERのヴォーカリストRicardo Bocciのソロ・アルバムで何曲か参加するのが決まっているね。
—メッセージをお願いします。
TAKA:「Angel Wing」を買ってくれた方どうもありがとう!応援宜しくお願いします!最後にWe Rock Cityさん、どうもありがとう!
—こちらこそありがとうございました。
Taka Minamino
Angel Wing
1.Divine Death
2. Afterlife In The Hell
3. Violence breeds Violence
4. Forever Love
5. Angel Wing
6. Memories Of You
7. My Requiem
8. Eye Of Tranquility
Taka Minamino: Guitar, Music,Produce
Kevin Jones: Vocal
Jeff Scott Soto: Guest Vocal
Rafael Borks: Keyboard
Derek Sherinian: Guest Keyboad Solo
Tony Franklin: Guest Bass
Kelly Simonz: Bass
Jeff Bowders: Drums
Taka Minamino オフィシャル・サイト
http://www.TakaMinamino.jp
Taka Minamino MySpace
http://www.myspace.com/crystalforcemusic


















