さて、いよいよメイン出演者の登場です。何しろバックステージでは記者会見、WeROCK City用ビデオインタビュー撮影、そしてステージではライヴ…といった同時進行を走りまくりでRock 69 Beeはまさに働き蜂のような忙しさ!お陰様でフェス関係者の計らいでライヴは全部ステージ脇を基本に自由に動き回って観れるようにしてくれたことにより、大分移動は助かりましたが、それでも次から次へとアーティストがアーティスト村のヘッドクォーターへチェックインして来るので、ゆっくりフルセットのライヴを観ている余裕が持てませんでした。
Day 2のメインアクトそしてのトップバッター、WHITE LIONは結局Mike Tramp一人だけ本物の白獅子。オリジナル・バンドメンバーの分裂によりバンド名の使用権について昔の仲間と揉めているのは今回のフェスでこのバンドだけではありません。(LA GUNSも同様)今回のツアーでは元LIONのJerry Bestが代役としてベースで参加していました。やはり獅子繋がり?

日本では絶賛のベテラン、Y&T。オリジナル・メンバーのDave Meniketti, Phil Kennemoreは健在です!最右のJohn Nymannさんはバンドの旧友だそうで。
日本びいきのSLAUGHTERのフロントマン、Mark Slaughter。相棒Dana Strumは当日Vince Neilバンドのツアーでベースを弾くため、SLAUGHTERのライヴは代理ベーシストを。翌日のオクラホマではDanaはVince Neilバンドで、そしてその翌日SLAUGHTERはDanaがベースとしてステージに立つ…という混乱劇がありました。パパMark曰く「今のところ週末を中心にライヴをブッキングしているし、僕達は長年の友人だから、今、お互いに好きなことをやるのも認め合ってるんだ」とのこと。Danaとは翌日会って色々話しましたが、Randy Rhoadsのお母さんやドキュメンタリー映画の話を盛んに言っていました。「自分がOzzyにRandyを紹介しなかったら、あの飛行機事故は起きなかったかもしれない…」なんて心のどこかに罪意識があるようなことも…。

そのRandy Rhoadsのドキュメンタリーでは監督から締め出し(?)を食らっているQUIET RIOTのKevin DuBrow。業界では散々ビッグ・マスス野郎的なことを言われてきた彼ですが、ドラムのFrankie Banaliは「人が何を言おうがKevinは親友だ」と言いました。今でもKevinの態度がでかいのかどうかはCh. WeROCKにてインタビュービデオが公開されたらご確認くださいませ。

名物RATT N' ROLLツアーバス→
お次は来日説ありのRATT。結成25周年に相応しくオリジナルメンバー3人まで揃った復活は、他の再結成バンドよりもまだ有難いですね。現在はPOISONと一緒にツアー中です。ツアー名が名曲“Back For More”から名づけたのもしびれます。Warren DeMartiniが最高の笑顔で駆け寄ってきました。彼は実に色んな意味でも最高のキャラです。ちっとも変わらず心がピュアで脱帽です。いきなり、何を言い出すかと思ったら、ハイティーンの息子さんはロックよりもヒップホップに夢中で、思春期の子供を持つ親の心理や、禁煙してから2年以上成功している話をしだしました。

「ある日、凄く具合が悪い時があって、それをきっかけに止めたんだ。催眠法とか色んな手段を使ったけど、もう、すっかり毎朝起きたら気分はいいよー」って爽やかに言ってました。なんて言っても80年代当時、WarrenのニックネームがTorchだったという由来は、車を運転中、煙草の火種がバックシートに飛んでしまい、気がついたらWarrenの後部座席は火の車だったというのを直接聞いてから22年…。POISONのRikki Rockettも同様、今ではノンスモーカー・ロッカーが増えている傾向みたいですね。とにかく、Warrenだけは昔から絶対にロックスター気取りをした瞬間をいまだかつて見たことがない位、社交辞令でもない、普通の人間として素朴に世間話がちゃんと出来る人です。
←ステージを降りた後のニコニコご機嫌Warren
バックステージではいつもこんな感じに仲間が集まります。Mike Tramp,Warren DeMartini, Stephen Pearcy

この晩、最後を締めくくるのは、今ではすっかりアメリカの国民的バンドとして大衆のハートを掴んだPOISON。23年前に初めてLAのクラブで15人位の観客の前でプレイした時に発見し、レコード契約を交わすかなり前に日本で最初に彼らを雑誌に紹介した者として、こうして今POISONも音楽業界に胸を張って実績を残しているバンドの仲間入りをしていることが誇りに思います。当時は演奏がヘタと言われましたが、ウマけりゃ売れるって定義もないし、ロックは楽しけりゃいいじゃないですか(継続は力なりってWeROCK Cityの議員、寺田恵子嬢の好きなセリフだし)。やたらメイクがケバイと言われたけれど、グラムロッカーみんなそんな感じだし、KISSやTWISTED SISTERの方がどう見たってケバイし…。昔から人を楽しませることに関しては凄いセンスがあっただけに、アメリカでウケがいいのも納得できますね。ニューアルバムでもちゃんと商業的ベースに則り、彼らのイメージがマッチしたカバーの選曲が抜群にいいです。

Bretの専用ツアーバス。中はまるでホテルのスイートルームみたいな作り。ここからWeROCK Cityの独占ビデオインタビューをお届けします



(左)ライヴが終わっても遅くまでファンサービスを忘れないBret Michaels (右)今回のツアーのVIPパスを頂きました
Day 3に続く…

