常に個性的なオリジナル作品を発表し続けているQUEENSRYCHEとっては珍しい、初の試みであるカヴァーアルバム『Take Cover』が、11月13日に全米でRhinoよりリリースされた。これは彼らが敬意を払っているアイドルやお気に入りの曲、計11曲を集めたものだ。日本国内リリースは12月の予定である。
いつもなら「頭脳派メタル」と言われるくらいの彼らも、ヴォーカル、Geoff Tateの言葉を借りると「このプロジェクトは、のんびりと楽しめることができた。サウンド・チェックの間に、Mike StoneやMichael Wiltonが「リフ当てごっこ」して遊んでいて、時々バンド全員もそれに参加するようになって、それがこのアルバムを出す発端となったんだよ。でもオリジナルの度を超えることはないよ。クラシックと言われる理由があるんだから。それより俺達はもっとその曲をもっと違うアプローチで、想像もつかない方向に持っていく事にだけ専念したんだ」ということで、オリジナルを違うアプローチで楽しむのは、いかにもアーティストらしい。
その代表曲とは…以下の通り、彼ららしい渋い選曲と意外な曲が混合している。
1. Welcome To The Machine - (PINK FLOYD)
2. Heaven On Their Minds - (from "Jesus Christ Superstar")
3. Almost Cut My Hair - (CROSBY, STILLS, NASH & YOUNG)
4. For What It's Worth - (BUFFALO SPRINGFIELD)
5. For The Love Of Money - (THE O'JAYS)
6. Innuendo - (QUEEN)
7. Neon Knights - (BLACK SABBATH)
8. Synchronicity II - (THE POLICE)
9. Red Rain - (PETER GABRIEL)
10. Odissea - (CARLO MARRALE & CHEOPE)
11. Bullet The Blue Sky (Live) - (U2)
QUEENSRYCHEはTHIN LIZZYとのイギリス公演やヨーロッパを予定していたが、個人的な事情により、キャンセルになったばかり。THIN LIZZY側はそのままツアーを続ける。また、2008年はDOKKENのDon Dokkenがアコースティック・ライヴをオープニング・アクトとして参加し、北米を回る予定だ。ライヴでもこのアルバムから何曲が披露されそうだ。

