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GRECO LICENSED BY ZEMAITIS 「GZシリーズ特集」ロッキンf★WEBマガジン Vol.5│音楽 エンターテイメント
ZEMAITIS画像 最近、テレビや雑誌などで気になるギターをよく目にする。それがゼマティス、そして今回特集する「グレコ・ライセンスド・バイ・ゼマティス」(GZ)シリーズです。ロッキンfでは、特にGZシリーズに注目して、Vol.21とVol.22の2号にわたって、多方面から研究してみました。
GZシリーズ、そして、そのもととなったゼマティスについて、歴史や現状などを紹介しましょう。
ギター画像  ゼマティスとは、イギリスでトニー・ゼマティスという方が興したブランドで、今年で51年目を迎えました。
 このトニーさんは、例えば、ロニー・ウッド(ザ・ローリング・ストーンズ)に1本作って、キース・リチャーズ(ザ・ローリング・ストーンズ)に1本作って、というようにプロからの注文を受けて1本ずつ作っていた方です。だが、トニーさんから、高齢のためギターの制作から引退したいという話が出てきました。この頃からゼマティス・ブランドの世界観、魅力は誰かが引き継ぐべきであり、その役目を神田商会が担いましょうという話し合いがもたれていたのです。02年にトニーさんが逝去された後も、神田商会とご遺族の方々と話し合いがもたれ、神田商会が製造から販売まで引き継ぐことになりました。
 しかし、ゼマティスは希少価値や使っているミュージシャンが有名であること、そして芸術品としての付加価値も加わって、非常に高価なブランドでした。神田商会では、このゼマティスの良さをもっと広く知ってもらいたいという狙いから、より手頃な価格なGZシリーズをスタートさせます。ただし、GZシリーズは単なるレプリカではなく、グレコとして培ってきたギターの制作技術やコスト・パフォーマンスの突き詰め方などのノウハウを採り入れて制作されているのが特徴です。
続いては、GZシリーズの個性豊かなラインナップを紹介しましょう。石原慎一郎(アースシェイカー)が行った、各モデルの試奏記をVol.22で掲載しているので、そちらもぜひチェックしてください。
GZ-3500MF/22
GZ-3500MF/22画像 GZ-3500MF/22(¥367,500)
メタル・フロント・シリーズ
 ゼマティスと言えば、このイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。ボディ・トップのほぼ全面にジュラルミンのプレートを配したシリーズです。なお、プレートの彫金デザインは、ゼマティスのマスター・エングレイヴァーである、ダニー・オブライエン氏が手掛けています。その美しさは、実際に楽器店などで見てほしいほどです。
GZ-3200DF
GZ-3200DF画像 GZ-3200DF(¥336,000)
ディスク・フロント・シリーズ
 シリーズ名のように、ボディ・トップに円形のディスク・プレートを配したシリーズ。見るからにロケンロールな香りが漂ってきます。また、各ピックアップのトーン・コントロールがブリッジ近くにデザインされているのも個性的。もちろん、こちらのプレートのデザインも、ダニー・オブライエン氏によるものです。
GZ-2600IF
GZ-2600IF画像 GZ-2600IF(¥273,000)
インレイ・フロント・シリーズ
 手作業によって、1枚1枚埋め込まれた白蝶貝のインレイが高級感を漂わせているシリーズ。引き締まったボディもクールです。写真のダイア柄とともに、ハート柄のモデルも発表されています。また、弾きやすいボディ・バランスを考えて、ボディのエンド側よりネック側を3mm薄くしているのも見逃せないでしょう。
GZ-2800IFS
GZ-2800IFS画像 GZ-2800IFS(¥294,000)
インレイ・フロント・S・シリーズ
 上で紹介したインレイ・フロント・シリーズに、3基のシングルコイル・ピックアップを搭載したシリーズ。フロント+センターとセンター+リアの時に効くフェイズ・スイッチを備え、ラジオ・トーンのような音作りも行なえるのが特徴です。
GZ-3300WF
GZ-3300WF画像 GZ-3300WF(¥346,500)
ウッド・フロント・シリーズ
 王道のデザインの中にも、ゼマティスらしさが光るシリーズ。ボディ・トップの美しい木目と深いアーチド加工に、思わず目を惹かれます。「スタンダードなモデルを探しているギタリストにチェックしてほしい1本です」とメーカー担当者が語るモデル。
GZV-2700IF
GZV-2700IF画像 GZV-2700IF(¥283,500)
GZVシリーズ
 ゼマティスにはラインナップしていない、VシェイプのGZV-2700IF。グレコのGVシリーズのデザインをもとに、ボディの周囲にインレイを埋め込み、斬新さとレトロなイメージを同居させている。ボディ材に、他のGZと同じくマホガニーを使っていることもあって、イメージよりも低音が出ているのもハード・ロックに向いているでしょう。
GZB-2500
GZB-2500画像 GZB-2500(¥262,500)
ベース・シリーズ
 シンプルなデザインの中に、ボディ・トップのインレイやヘッド・シェイプ、ブリッジなどにゼマティスの個性が光るベースです。弾きやすいミディアム・スケールを採用しているのもポイントの1つでしょう。ライヴ派ベーシストにピッタリのモデル。
最後にプロ・ミュージシャンの愛機を紹介します。
GZ-5st Custom画像 GZ-3500MF/24画像 GZV-Custom画像
GZ-5st Custom:松尾宗仁(ZIGGY、ザ・プロディガル・サンズ)
 熱狂的なキース・リチャーズ・フリークの松尾宗仁がオーダーしたのが、この5弦モデル。ドクロのインレイとコントロール・ノブの選択にこだわったと言います。このモデルを手にしたことで、ザ・プロディガル・サンズの次作に収録される楽曲も制作できたとのこと。また、彼は、この5弦モデルの他にもGZ-2600IFのナチュラル・フィニッシュ、GZ-2800IFSのブラック・フィニッシュの計3本を所有しています。
GZ-3500MF/24:秋間経夫(アキマ&ネオス)
 秋間はメタル・フロントの24フレット・モデルを愛用。カッタウェイが深く、24フレットでも弾きやすいモデルです。他にも、ゼマティスのパール・フロント・モデルも使用しています。
GZV-Custom:KENTARO(ガーゴイル)
 グレコのGVを愛用しているKENTAROは、GZV-Customを所有しています。本人の指定により、ピックアップはEMGが2基搭載され、コントロールも1ヴォリューム、ピックアップ・セレクターのみとシンプルに仕上げられています。秋間はメタル・フロントの24フレット・モデルを愛用。カッタウェイが深く、24フレットでも弾きやすいモデルです。
関連リンク GRECO(神田商会) http://www.kandashokai.co.jp/greco/
ロッキンf Vol.22画像
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