‘88年にワーナー・ブラザーズがVAN HALEN以来の大型新人だというふれこみでこの世に送り込んだBULLET BOYS。まさにVAN HALENと同じ敏腕プロデューサー、テッド・テンプルマンのプロデュースによるデビュー・アルバム『BulletBoys』はミリオンセラーとなり、シングル“Smooth Up In Ya”は大ヒット。そもそもKISSのジーン・シモンズがプロデュースするはずだったのだが、スケジュールの都合で実現されなかったというエピソードがあるほど、業界でも注目されていた。思えば彼らはクラブ回りをするLAメタルのローカル・シーンとはほぼ無関係なくらい(デイヴ・リー・ロス時代の)「VAN HALENの再来」と言われるお墨付きのルーキーだった。それもそのはず、オリジナル・ギタリストのミック・スウェダは、あのカーマイン・アピスが自分以外“若くて実力と端正なルックスを持ち合わせた者”ばかり集めて結成したKING KOBRAのメンバーだった。
日本では情報があまりに不足しているようだが、2003年のリリース『Sophie』ではLED ZEPPELINの作品で有名なアンディ・ジョーンズによってレコーディングされ、SKID ROWのセバスチャン・バックもゲスト・ヴォーカルで参加しているなど、精力的な活動を続けてきた彼らは、今年、ライヴ・アルバム『Behind The Orange Curtain』をリリース。現在はヴォーカルのマーク・トリエン以外、メンバーを一新し、「“レトロ”にはなりたくない」とマークが語った通り、’80年というよりもどこかヨーロピアンな雰囲気で、他のバンドのようなメタルのイメージとは異なっていた。「オールドスクールの精神だけど、ニュースクール」と言い切る彼らの意気込みから、音楽に対する真剣な熱意が感じ取られた。 余談として付け加えると、マークは初期にRATTのヴォーカルだった事や、ランディー・ローズの後釜としてOZZYのギター・オーディションも受けているエピソードを持っている。
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BULLET BOYS:
Marq Torien - Vocal&Guitar
S.S. Free - Guitar
Steven Bright - Bass
Danny Seven - Drums


