‘80年代LAメタルの最高峰バンドのひとつとも言えるRATTは、カリフォルニア特有の乾いたサウンドに、キャッチーな楽曲でありながらもハードなツイン・ギターと毒々しいヴォーカルが特徴だ。HR/HMには珍しく整ったヴィジュアルのせいで多くの女性ファンも獲得。デビューと同時に日本でも大ブレイクしたのは言うまでもない。あれから23年…。
RATTのシンボルでもあるギターサウンドを奏でるウォーレン・デ・マルティーニのソロは、全く衰えることなく滑らかだった。穏やかでソフトな人柄は変わることはなかったが、大のへヴィースモーカーで“Torch”というあだ名までつけられていた彼は、2年半前に禁煙に成功。とても気分がよいと笑顔を見せた。彼の子供達はロックよりもヒップホップに夢中だそうで、苦笑いしながら「参ったな」という表情が印象的だった。
RATTはメンバーチェンジや解散を経て、今、もうひとまわりスケールが大きいバンドになったような印象を受けた。ヴォーカリスト、スティーヴン・パーシーがカムバックしたこの夏のツアーは、メンバーの3/5がオリジナル・メンバーだったことで話題を呼んだ。残念ながらもう一人のギタリスト、ロビン・クロスビーは病死してしまい、たとえベースのフォアン・クルーシェが戻ったとしても5人揃うことはもうない。だが、それでも今回RATTの持つパワーは、色褪せることなくオーディエンスを魅了している。いよいよ、11月に待望の来日公演が決定!
- RATT:
Stephen Pearcy - Vocals
Warren DeMartini - Guitar
Bobby Blotzer - Drums
Robbie Crane - Bass
John Corabi - Guitar



