ここ近年のHANOI ROCKSの熟し方を味わったロック・ファンはきっとこう思っているであろう。彼らが決して'80年代で終わったバンドではない、と。元々は'80年にフィンランドはヘルシンキで結成されたバンドであるが、その後ストックホルム、ロンドンと活動の拠点を広げ、日本でも早くから大ブレイクしたバンドだった。デビュー当時の彼らのロゴもどこかオリエンタル調で、アルバムも『Oriental Beat』と名づけるくらい東洋を強く意識していた。その昔、音楽雑誌「音楽専科」で漫画家のシマあつこ先生が描いたロック・ミュージシャンの漫画が連載され、「もんちゃん」の愛称で親しまれていたヴォーカルのマイケル・モンローを始め、HANOI ROCKSは頻繁に登場する人気キャラクターでもあった(そのシマ先生が今回WeROCK Cityの<Star Cemetery>でも大勢のロック・ミュージシャンを描いてくださったので、そちらも是非ご鑑賞頂きたい)。
そんなHANOI ROCKSは、LAメタルが絶頂を迎えていた'84年、アメリカ進出を狙っていた矢先、MOTLEY CRUEのヴィンス・ニールが運転する車でドラマーのラズルが事故死したことにより、その夢を果たさないまま、解散に追い込まれてしまった。そのため“伝説のバンド”と言われ続けてきた。その間、ライヴを含め、リアル・タイムを経験している者は僅かしかいないのに、ハノイ・チルドレンと言える世代のバンドも続々登場してきた。それがGUNS N' ROSESやSKID ROW、日本でもZIGGYなどが特に代表格だ。
それから17年の歳月を経て、'01年にHANOI ROCKSは新メンバーと共に生まれ変わって再びシーンに帰ってきたのだ。母国ではゴールド・ディスクを獲得するなど、不滅のパワーを感じさせるが、アメリカでは未だに伝説のバンドの存在として彼らに憧れるニュー・ジェネレーションも後を絶たない。音楽性だけでなく、彼らの奇抜なグラム的ファッションも時代を感じさせないほど、ロックの象徴とされている。再始動から幾度もメンバーチェンジを繰り返しているものの、マイケル・モンローとアンディ・マッコイという永遠のコンビは、ミック・ジャガー&キース・リチャーズ同様に不滅だ。昨年にリリースされた復活後第3弾アルバム『Street Poetry』も好評を得て、勢いに乗っている中、我が国でも昨年のLOUD PARK 07や単独公演で不動の人気を見せつけた。
今回、Sweden Rock Festivalで、元気いっぱい&お茶目なヴォーカリスト、マイケル・モンローを中心にHANOI ROCKSをキャッチ!GUNS N' ROSESのスラッシュといかに仲良しかが伝わってくる貴重な話も聞けた中、マイケルの話によると、もう次回の来日を計画しているとか…。
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HANOI ROCKS:
Michael Monroe - Vocal
Andy McCoy - Guitar
Conny Bloom - Guitar
Andy "A.C." Christell - Bass
Jolle Atlagic - Drums






