'81年に結成された頃はド素人に近かったMETALLICAは、当時は一連のLAメタル・ブームとは一線を画したスラッシュ・メタル・バンドだった。'83年に『Kill 'em All』がリリースされた時も全くヒットしなかったが、カルフォルニアでは誰かしらMETALLICAの名前を知っていたし、ロック雑誌には掲載されていた。また、伝説のメタル・ブレイド・レコーズがシリーズ化したコンピレーション・アルバム『Metal assacre1』にも参加していたことで知名度も広がった。
ドラマー、ラーズ・ウルリッヒがデンマーク人だということもあり、ヨーロッパ・ツアーにも積極的に力を入れ、VENOMのサポートを務めたことから良いリアクションが得られた為、よくやくメジャー・レーベルと契約。サード・アルバム『Masters of Puppets』で初のゴールド・ディスクに輝き、'91年のセルフタイトル・アルバム(通称:ブラック・アルバム)は見事初の全米第1位を獲得し、1000万枚を売り上げた快挙を成し遂げた。それ以来、リリースされたすべてのアルバムがビルボード・チャート史上初登場第1位を維持し続けるモンスター・バンドとなり、誰もが認める音楽業界の金字塔を市場に打ち建てた。
へヴィーメタル・バンドという枠を超え、世界的なトップに君臨し続けている今、もう彼らに関しては多くを語る必要はない。9月12日の発売以来、ビルボード史上の記録を更新したニューアルバム『Death Magnetic』についてラーズがポイントを語る。









