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UPDATE:2008/5/16

'08年2月に通算21枚目のアルバム『Metal Mad』をリリースした、“世界のLOUDNESS”のヴォーカリスト、二井原実。先月東名阪で行われたライヴ・ツアー“LIVE SHOCKS 2008 METAL MAD QUATTRO CIRCUIT”は大盛況にうちに終了したばかりだが、余韻覚めやらぬうちに、今度はX.Y.Z.→Aとして初の2枚組コンプリート・ベスト・アルバム『A to Z』が5月14日にリリースされた。


元LAZYのギター、高崎晃とドラムの樋口宗孝が中心となってLOUDNESSが結成されたのは27年前、'81年のことだ。そして現在のメンバーは、'00年以降、ヴォーカルの二井原実は勿論のこと、ベースには山下昌良も戻り、最強のオリジナル・ラインナップが蘇っている(途中幾多の脱退劇を経てはいるが)。彼らのスゴさは日本発の国際的メジャーブランドと比較して説明すると分かりやすい。トヨタ、ソニー、ホンダ同様、へヴィー・メタル界ではその名を知らないファンがいないほどの、世界的に有名な日本が誇る“輸出品”なのだ。今でこそ海外に進出するバンドは多いが、LOUDNESSが海外マーケットを意識して動き出した'80年代初期、この手の音楽で世界を目指すというのは並大抵の事ではなかった。まず日本からの輸入版という形でその名が知られ、Ozzy Osbourneなどを手掛けるマックス・ノーマンがプロデュースしたアメリカ・デビュー第1弾アルバム、『Thunder In The East』がBillboard誌のアルバム・チャートランクイン。海外では言葉の壁も乗り越え、流暢な英語を話し、世界で通用する数少ない日本人ヴォーカリストとしての地位を二井原実は手にした。また、アフリカ難民救済を目的とした伝説のチャリティー・イベント“Live Aid”では、日本からのVTR参加を果たし、日本を代表するバンドとして、世界中にその名を轟かすこととなった。


一方、X.Y.Z.→Aは'99年2月、ヴォーカルに二井原実、ギター、橘高文彦(筋肉少女帯)、ベースは和佐田達彦(爆風スランプ)、そしてドラムにはファンキー末吉(爆風スランプ)という各々が経験豊富な実力者というメンバー構成で結成された。ラウド&パワフルなメタルサウンドが特徴で、まだ音を聴いた事がないという方は、彼らの魅力が凝縮されたベスト・アルバム『A to Z』で、キャリアに裏打ちされた迫力あるサウンドを是非確認して頂きたい。そんな彼らは'08年3月にNightmare Recordsから5枚目のアルバム『Wings』で全米デビューを果たした。海外では“ASIAN TYPHOON”名義で活動する彼らは、今後も国内の活動に留まらず、舞台を世界に広げていく予定だ。


そんな精力的に活動する二井原実を、19日からスタートするX.Y.Z.→Aの国内ライヴ・ツアーの前に行った、“神楽坂EXPLOSION”でのソロ・ライヴ“ROCK 'N ROLL GYPSY JAPAN TOUR 08”開演前に直撃した。誰もが親しみを覚える“ニイチャン”の茶目っ気溢れるコメント映像をお楽しみくだされ。また、彼のご厚意によりライヴのシーンを一部折り込んだ。“パワフルなミラクル・ヴォイス”を支える驚愕のテクニックを持つメンバー達のプレイも見逃せない。映像でもコメントしているが、現在肝細胞癌と闘病中の樋口宗孝氏への気遣いと、「必ず病気を克服して、LOUDNESSに復帰するのを待っている」という、“ニイチャン”の願いが伝わってきた。


  • ソロ・バンド・メンバー:
    二井原実 - Vocal
    田川ヒロアキ - Guitar
    小畑秀光 - Guitar
    寺沢こういち - Bass
    ファンキー末吉 - Drums
    飯田泰生 - Back Vocal
    佐名手一成 - Back Vocal
    稲田尚士 - Back Vocal

The Latest Release

A to Z
X.Y.Z.→A
発売日:2008/5/14

新曲「In and Out」「Spreading Your Fire」2曲を含む、1〜4枚目のアルバムの中から厳選された全30曲をリマスタリング収録

METAL MAD
LOUDNESS
発売日:2008/2/20

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