44MAGNUM、EARTHSHAKER、MARINOの'80年代初頭に日本のハード・ロック、へヴィー・メタル・シーンを牽引した“関西3大メタル・バンド”と呼ばれる3バンドが、なんと25年ぶりに『関西殴り込みギグ』として、'08年3月1日、中野サンプラザホールに集結する。そんなベテラン・ロッカーであるPaul(44MAGNUM)とmarcy(EARTHSHAKER)、Leo(MARINO)の3大ヴォーカリストによる『関西殴り込みギグ』への意気込みを直撃した。
44MAGNUMは'83年にアルバム『Danger』でデビューを飾った、ジャパニーズ・へヴィー・メタル、またはヴィジュアル系の先駆けバンド。メンバー全員が金髪で、疾走感のある楽曲とパフォーマンスで人気を博した。'87年に4枚目のアルバム『Love Or Money』で大幅な方向転換、'89年に音楽性の相違から解散をしてしまうが、'02年に復活を果たし、アルバム『Ignition』をリリースした。今回は再結成後初のライヴとなり、未だ健在の44MAGNUMの“ロック・スピリット”に大注目だ。
一方、我らがWeROCK Cityの市議会議員であるmarcyがヴォーカルを務めるEARTHSHAKERは'83年にアルバム『Earthshaker』でデビュー。「More」や「Radio Magic」に代表されるメロディアスな楽曲が特徴だ。'94年にいったん解散するが、5年後のイベント出演を機に復活。以降、コンスタントにアルバムを発表している。今年でデビュー25周年という節目を迎え、ますます意欲的な彼らの今後が気になるが、3月にはニュー・アルバム『Quarter』をリリース予定だ。
MARINOは'70年代後半にLeoによって結成された。数回に渡るメンバー・チェンジの後、'81年に大阪でカリスマ・ギター・ヒーローとして名を馳せた大谷レイブンが参加し、バンドは一気に関西へヴィー・メタル界でその名を轟かした。セカンド・アルバムの『MarinoII』発表後、海外での評価も高まり、後にヨーロッパでも発売するなど勢力的に活動をこなす。ライヴ・アルバム『Hard & Rough』を最後に活動休止したが、'02年のイベント参加を機にメンバーが集結。17年ぶりに活動を再開した。
『関西殴り込みギグ』は、44MAGNUMが'82年頃、関東に進出した際、『関西へヴィー・メタル東京なぐり込みギグ』というタイトルでツアーを行ったのが発端。その際の対バンがMARINOで、当時は両者が宿命的に関西メタル旋風を巻き起こしていた。また、今回ジョイントするEARTHSHAKERとは'83年に共演している。あれから25年…、幻の『関西殴り込みギグ』がとうとう復活を果たす時が来た。今回、'07年10月13,14日に目黒鹿鳴館のライヴがキャンセルとなった44MAGNUMの振替公演でもあるが、かつての対バン仲間のEARTHSHAKERとMARINOが加わり、3バンドになってパワーアップした『関西殴り込みギグ』は、当時のファンにとっても、また新しいファンにとっても、今回の3大バンドによる夢の“鋼鉄宴”が、皆の記憶に刻まれることは間違いない。




